
【脱初心者プログラム!?】基本の基本!腕を開く、上げる!
この記事を綴るは北海道の「yosakoiソーラン」祭りの真っ只中。
こうして文字を打ち落としている最中にも、たくさんの完成された踊りが披露されているんでしょうね。
だが敢えて僕はこんなときに基本の基本を振り返える!!
ソーランに限らずだけれども、イベントを見てよさこいを始めたくなる方もいるだろうし、入会に踏み切ってくれる方もいるだろう。
でも祭りシーズンに入ってからの入会って周りは一曲踊れるのが当たり前だし、どうしても次のイベントに向けてフォーメーションの練習とかがメインになるんですよね。
指導者さんも、初心者さんにじっくり教えてあげたくても基礎にたっぷり時間を使えなかったりする。
しかし!やっぱ最初に身体に入れる動きってすごく大事で、後からだと治すのにすごく時間がかかっちゃったりして。
ってことで、いずれは書こうと思っていた基礎的な記事をこのタイミングで書いてみるよ!
腕を上げる、開く
まずは今回から着用する衣装をご紹介。
追加で買ったお祭り天国様の福袋に入っていた中で一番気に入ったのがこちらです!!
黄色い衣装と赤い帯、合わせて1000円(送料別)だよ?すごくない?
ってかいよいよ写真を使った技術の記事だからな・・。
これからのことも考えて、いっそモザイク外してしまおうか・・。
よっしゃ、思い切って!
ええーい!!!
っていうよさこい衣装でおなじみの「お祭天国」様に福袋のこと聞いちゃいました!から続くお決まりの流れも決まったところで、早速やっていきますか。
慣れない人の腕の稼動範囲
初心者さんはもちろん踊りに慣れていないし、恥ずかしさもあって腕の稼動範囲が狭くなりがちです。
正面から見た静止ポーズであれば多少はごまかせるけれども、動いてると丸わかりだし、何より横から見たときは一目瞭然。
同じく腕を上げるときも、横から見てみると・・。
どっちとも大げさな!って思うでしょ?
ところがどっこい、慣れないうちってリアルにこれくらいしか開いたり上げてなかったりするんですよ。
でも初心者さんも自分ではちゃんと上や横に出してると思ってるんだよね。
これって、腕の最先端である手のひらの位置で方向を認識しているとこういうことになりやすいんです。
自分の体幹から遠ざかるほど感覚は鈍くなるし、正確な扱いはできなくなる。
腕の方向は、二の腕で決まる
手のひらで感覚が鈍くなるんなら、意識をもっと体幹側に近づけてみましょう。
意識するのは・・二の腕!
関節がすごく曲がる人ってのもいるんだけれども、大体の場合、伸ばした腕が向く方向=二の腕が向いている方向になります。
だから腕を真上に上げるときは、さきほど掲載した画像に書いてある通り二の腕を耳にくっつける。
実際にやってみると、案外力を入れないといけないんだなってわかると思います。
でも、そこまでしないと真上にならないんですよねー。
同じく真横。
真上に上げた腕を、二の腕の方向を意識しながら横に下ろしていく。
これまたなかなか楽ではないことがわかりますよね。
背中の肩甲骨がぎゅっと寄せられている感覚があると思います。
そう、真横に腕を広げるとなれば背中も使う必要があるんですね。
しかも、うまく肩甲骨を寄せられると自然と胸を張った姿勢になって一石二鳥!
鏡や窓があれば、本当に真横に腕を広げられているかチェックしてみてね!
おわりに
腕の稼動範囲は踊りの大きさを変えるんですね。
のびのび身体を使って踊っているのを見ると、こちらまで気持ちよくなる。
ってかね、うまい人とそうじゃない人の差って、何cmとか何mmのちょっとした動きの違いなんですよ。
だってそもそもほとんど200cmもない人間の身体だもの。
たかが数mmの違いが、見る側には「これじゃない感」として伝わってしまう。
さらに四肢の位置や稼動範囲などの数mmずつが積み重なっていくと、大きな差が目に見えてくるんですね。
だからこそ足の先から頭のてっぺんまで、数ミリにこだわって練習を重ねていこう。
あ、プロと同じくらいの苦労をしろってことじゃないよ!
自分のできる範囲でね!
次回の【脱初心者プログラム!?】は、上手な腕の出し方と手の形について書ければいいな!