コラム

チームやよさこいに対する印象ってアナタにかかってるんだよ

2017/06/01

ここ最近とある大学生チームの方々から、ツイッターでフォローをいただいてるんですよ。

もしかしてこのサイトで何かお役に立つことができてるのかなぁ?

僕も一緒のイベントで競演したことのあるチームで、大好きな学生チームのひとつなんですね。

だからこそ、フォローだったり記事を見てくれてるって思うとすごく嬉しくて!

書いてて良かったなぁー!って、すごく思えるんですよ。

大学生さん、ありがとう!

 

 

感謝をできたところでここから本題。

子供から大人まで、幅広い年代層が活動しているよさこい。

どんなちっちゃい子供でも、人生の大先輩も、衣装に袖を通せばみんなきらきら輝いてかっこいいよね!

でもよさこいの時間が終るとそれぞれに日常があるわけで。

学校や仕事、家事に育児もあるわけで。

よさこいに限らず一生懸命になれるものって、生活の中での比重がかなり大きくなるんだけれども、だからってそういった社会生活をおろそかになんてしてないよね?

 

自分の評価=チームの評価

早くよさこいの練習してぇ・・勉強や仕事なんて手につかねぇ・・って気持ちは痛いほどわかりますよ(笑

僕も「今日はどんな練習内容にしようかなぁ・・」なんて考えてぼーっとしてるときもありましたし・・。

でもね、日常のやるべきことはしっかりやり遂げてからの活動じゃないと、チームの名前に傷がつくんですよ。

だってそうでしょう?

やるべきことをほっぽり出してばかりいたら、自分の評価が下がります。

評価が下がると当然良くは思われない。

そんな人がよさこいに熱中してるって知れたら、チームもそういう人間の集まりなんだろ?って思われちゃうんですよね。

最終的には、よさこいなんかやってるからダメなんだろ?ってとこまでいっちゃったりするかもしれないし・・。

 

とある進学校の話

僕はこの10年の活動期間の中でたくさんのチームさんと関わり、指導もさせてもらってたのね。

その中のひとつの高校生チームの話なんだけれども、そこに所属していたメンバーの中には県内でも屈指の学力を誇る女子高に通う方もいて、しかも校則や規定もすごく厳しかったんです。

それでも彼女たちはちゃんと両方をこなしてきて、精力的によさこい活動もしてたんですよ。

でもよさこいにハマりすぎるあまり、学校生活をおろそかにする方たちがちらほら出てきちゃったみたいでさ・・。

先生たちのなかで、そのよさこいチームに所属しているヤツはダメなヤツらだってレッテルを貼られちゃったらしいんです。

ちゃんとマジメに生活をしている人もいるのに、よさこいチームに所属しているってだけでその人も厳しい目で見られたりね。

誰よりもチームのことが大好きで従事しているのに、自分の生活態度のせいでメンバーまでもが厳しい目で見られるって嫌ですよね。

チームが大好きだからこそ、耐えられないくらいだよね。

 

 

踊っていないときもチームの名前を背負っている

地域によって差はあると思うんだけれども、よさこいって野球やサッカーみたいにメジャーな活動じゃないし、初対面の方に「よさこいやってるんです」って言うと「へぇー!すごいですねー!」とか「あの、道具持って踊るやつですか?」とかって珍しがられるじゃないですか。

野球やサッカーをしている人で態度が悪い人がいてもそもそもの活動母数が多いって認識されているから、競技やチーム自体には傷はあまりつきません。

中にはそういう人もいるよねーって処理される。

でも、ただでさえ珍しいと思われているよさこいの活動をしている方がきちんとしていなかったら、チームはおろか競技自体に悪い印象を与えるんですよね。

チームの名前を背負っているときって、チーム名がプリントされた衣装を着て踊っているときだけじゃないんですよ。

もうチームに所属した時点でアナタにはチームの名前が常についてまわるんです。

自分の印象はチームの印象なんです。

でもさ、だからこそさ、逆に自分の印象がよければチームの印象が良くなるってことでしょ?

よさこいっていう競技自体にも良い印象がつくんでしょ?

じゃぁもうさ、チームが好きなら、よさこいが好きなら、社会生活において取るべき態度って考えるまでもなく決まってるじゃないですか。

 

 

おわりに

僕たちはエンターテイナーだ。

人々に感動や夢を与える、もはや芸能人に通ずる部分もなくはない役割を持ってるんですよ。

大げさではなく、僕たちの演舞にすごく熱狂してくれてる方って本当にいるからね。

 

自分も好きなチームがあって、その中でも尊敬する個人がいて、その人を芸能人みたいに応援したくなったり。

だからこそわかるでしょ?

応援しようと思っていた芸能人が、実はすごく性格が悪いってわかってしまったときのがっかり感。

大なり小なりアナタにもファンっているんですよ?

それは踊っている時だけではなく、普段のアナタの人格が好きだって言う人も含めてね。

じゃぁその人たちのためにも、チームのためにも、よさこいっていう競技の印象のためにも、アナタが回りの方に信頼してもらえるような態度で過ごしていこうよ。

よさこいやチームが好きだから、今も一生懸命に活動しようって思えるんでしょ?

好きなことにくらい、尽力しようよ。

 

アナタの態度が周りの印象を変える。

それを意識しつつ、しっかりとよさこい活動をしていこう!




-コラム
-, , ,