
よさこいが僕を変えてくれたんだなぁって実感した出来事
2017/05/22
結構前のはなしなんだけれども僕ね、友達にお説教したんですよ。
高校の時の部活の同期で、3ヶ月に1回くらいのペースで集まってはお互いの現況報告をするような飲み会を開いてました。
彼は高校のときはすごく輝いて見えててさ、同期なのに「さん」付けで呼んでるのね(笑
でも今では物事に対して文句ばっかり言ってるような人になってしまってて・・。
彼には目標がなかった
彼は転職したいってずっと言ってたんですね。
今の仕事に不満があって、なんか自分にあった職業ないのかなぁって毎回その話になるんですよ。
だから僕も力になれればいいと思って、他の友達はこんなことをしているとか、君の性格ならアレが合ってるんじゃないかとか考えるわけじゃないですか。
でも返ってくるのは全て否定文。
僕「介護とかは求人もたくさんあるし、性格にも合ってると思うよ!」
友達「でも資格とか要るんでしょ?もう勉強したくないし」
僕「今は資格なくても雇ってもらえるよ」
友「でも・・ほら、おれ腰弱いし・・」
僕「工場みたいなところは?」
友「流れ作業とかキツそうだし、給料もそんなに良くないんじゃないの?」
僕「飲食店とか」
友「接客はちょっと・・営業とかも嫌だ」
僕「・・じゃぁ何ならできる?」
友「わかんない」
僕「自分の持ってるものはなんなの?」
友「何にもない(笑」
・・・(笑 じゃねーよ!!!
彼にはなりたい自分像がない。
それどころか、なりたい自分を探そうとしていない。
全て社会が悪い、自分は何も努力したくないけれども会社はおれに最大限の報酬をくれって、恥ずかしげもなく言っているようなものだ。
だからさぁ、「甘えてんじゃねーよ!」って・・つい。
それ以来、彼とはいまだに会っていません(笑
よさこいや仲間たちが僕を変えた
そんな彼と今までずっと仲良くしてきたのも事実でさ、なんでこの日だけは彼がそんなにダメに見えたんだろうって。
今の僕の周りにはそんな文句ばっかり言う人なんていなくて、みんな前向きにがんばってるよなって考えたときにふと思ったんです。
気付いたら目標ができていた
僕の周り=よさこい仲間なんだ。
彼らは日々の成長を常に願っているし、そのために常に努力をしている。
なりたい自分像もはっきり持ってる。
・・そっか。
変わったのは僕のほうなんだ。
よさこいが僕に、目標を持つ生き方を教えてくれたんだって、気付きました。
いつかは教えてくれているリーダーも追い越して、県内に名を轟かす踊り子になってやるぜ!って・・本気で思ってたな(笑
目標の有無で練習の態度も違ってくる
もちろんよさこいをやっている全ての人がこんなに前向きってわけではないけれども、目標のある人とない人ではぜんぜん違う。
まず練習の態度からして違う。
成長したい人は、自分から練習にのめりこんで関わってくる。
成長したくない人は、なるべく疲れないようになんとなく身体を動かして、練習に関わらないようにしてる。
まぁ、成長したくない人やチームに関わりたくない人がどんな活動をしていきたいかなんて僕は知らないけどさ、これだけは言っておく。
練習で流さなかった汗は、本気になったとき涙として流れる。って。
目標に近づくためには自分をよく知ることが大事
始めにも書いたとおり、彼は高校のときはすごく輝いていたんだ。
それはきっと、部活で強くなりたいという目標を持ち、なりたい自分像があったから。
そういう前向きなときって、自分ができることと向き合って、それをどう使っていけば成長できるのかなって考えてるはずなんですよ。
僕もよさこいに出会えて、自分で自分を成長させるにはどうしたらいいかをすごく考えたし、僕にできることって何があるんだろうって日々思ってました。
僕の場合、それが脚の強さとチビであることだったんだよね。
今までバカにされるばかりだったチビが、まさか僕をこんなに楽しくさせてくれるなんて思ってもみなかった(笑
アナタも周りに文句ばかりを言いたくなったとき、後ろ向きになりそうなときは自分とよく向き合ってみよう。
自分には何があるかを知り、自分には何が足りないかに気付き、それを手にするにはどうすれば良いかを考えて行動する。
自分の長所を見つけられているのならそれを伸ばしても良いだろうし、僕がそうだったように、弱点だと思っていた部分が強烈に輝いてくるかもしれない。
そうやって見つめなおして行動ができた時、それはもう立派な一歩が踏み出せていて、アナタは前を向いてるよ。
おわりに
よさこいに関わっているのなら、アナタの周りのメンバーも前を向いてがんばってるんじゃないかな。
きらきら輝く仲間たちに負けないよう、アナタも自分の目標を持って進んでいってね!