
踊ってなくてもかっこよく!立ち姿を凛々しく見せる3つのポイント!
2017/06/10
そのチームのエース的な存在の人とか最前列で踊っている人とかってさ、もはや立ってるだけでカッコいいんですよね。
堂々とした雰囲気って言うか、自信に満ち溢れているというか・・もしかしてオーラ?オーラなの?
僕自身も立ち姿が堂々とせずに悩んでいたことがありました。
もともと身長も小さいしガリガリの体系だからな・・なんて諦めかけていたのだけれど、自分の踊りを横から見たときに理由がはっきりしたんです。
それはつま先に重心を置き、猫背で反り腰であること。
「腰突き出し姿勢」や「お腹突き出し姿勢」と検索すれば画像が出てくるみたいです。
練習やお祭りを見ていると結構同じような姿勢の方がいるので、自分は大丈夫!って思ってるアナタも一度チェックしてみてね!
3つのポイント
これから書く3つのポイントって結構ありきたりなんだけれども、普段のクセを強制するのってすごく難しいから治らないでしょ?
それに、胸を張れ!って言われてできるんだったら、もう姿勢がちゃんとしてない人なんているわけないし。
だから意識の仕方を変えて、よく言われることをもっと身体や意識に浸透しやすいように言い換えていきます。
腰を入れる
腰の形ってもうクセになってるし、疲れてくるとそんなこと意識してるヒマがなくなるんですよね。
そこで腰の入れ方として「お尻をきゅっと締める」ということに意識を変えてみてください。
お尻を突き出しながら締めるとかできないからね。
でもここでひとつ気をつけておきたいのが、膝までカチカチに固まらせないこと。
やってみるとわかると思うんだけれども、お尻に力を入れると膝まで力が入りやすいんですよ。
膝が柔軟性をなくしたら踊りもカチカチになるし、地面を踏みしめるときの衝撃も吸収できなくなるので、うまくお尻だけを締めるようにしてね!
胸を張る
はいはい・・ってくらいよく言われるこの「胸を張る」。
でも正しく理解してない人って、上半身を反らして胸を張ったつもりで踏ん反りがえってる。
反り腰と踏ん反りがえるのって最悪なことに相性がバツグンでさ、同時にやっちゃう人が結構いるんですよ。
でも・・申し訳ないけれども、横から見るとペンギン姿勢でかわいいです・・。
今流行りの「けものフレンズ」のふるるみたいです・・かーわいー!
胸を張る=胸を突き出す って勘違いしちゃう人が多いからこうなっちゃうんですよね。
正しく胸を張る時に意識したいのは、背中の肩甲骨(天使の羽って言われるところ)を真ん中に寄せてやるってこと。
んで、イメージとしては乳首が上を向くような感じになれば完璧なんですけど、あんまりやるとまた状態が反れるから注意してくださいね。
先に腰を入れておくと反りにくいと思いますので、最初に腰、次に胸の順番でやってみてね!
顎を引く
胸を張るように意識をすると、顎が上がりやすくなるんですよね。
それでもたしかに自信があるようにも見えるんですけど、なんていうか・・座って見てくださってるお客さんを見下してるみたいになるじゃないですか。
おれたちの演舞を見せてやってんだ!なんて姿勢で踊られたら気持ちよくないし、お客さんやよさこい関係者の方々に驕ることなくまっすぐな演舞をぶつけるという気持ちも含めて、しっかり顎を引きましょう。
まっすぐな目線は見ている人からも力強く、魅力的に見えるはずですよ!
あ、踊りのテイストにもよりますけど、お客さんを怖がらせないよう笑顔で力強い視線を向けましょうね!
気持ちは姿勢を作る
ここまで書いてて気付いたんですけど、気持ちを表すことわざを体現するときれいな姿勢になるんですね。
アナタも気付いた?
日本語って奥が深いなぁー・・。
本気を出す = 本「腰」を入れる
本気を出すことを「本腰を入れる」、消極的になることを「腰が引ける」って言うでしょ?
たしかにやる気って腰に出るんですよね。
だから初心者さんや踊りなれていない人は恥ずかしくて腰が入れられない。
腰を入れられるようになった頃ってのが、踊るって言う行為に抵抗を感じなくなったときなんでしょうね。
教える側はこの辺から実践テクニックとかを本格的に教えていくといいかも!
・・とちょっと話がずれましたが、アナタの演舞に対する本気は「腰」で表しましょう。
自信を持つ = 「胸」を張る
一概には言えないけれども、自信のない人や気の弱い人って猫背のイメージがありますよね。
演舞でも猫背のまま踊ってる人を見ると、あれ?初心者さんかな?って思っちゃいます。
謙虚なのも時には大事だけれどもさ、本腰を入れてるけど自信はない・・なんて言わず、自分がやってきた練習を信じて、自信を持って踊ろうよ!
顎を引く
ことわざ思いつかなかったごめんなさい(笑
でも逆に顎を上げることで言うのであれば、「人を見下す」なんてことがないようにする。
他にも疲れていることを「顎を出す」というらしいね。
確かに疲れてくると姿勢は崩れるし顎が出てくるけれども、お客様に辛い表情は極力見せたくありません。
疲れていてもそれを見せず、約5分のエンターテインメントをしっかり演じきろう!
いいことわざや慣用句を知っている人がいたら教えてください(笑
・・・あ、正面を見るってことを言い換えて「前向き」とかいいかもしれない!
おわりに
日々しっかり練習やイベントなどの活動に参加していれば、気持ち作りや意識は自然にできてくると思います。
そうやってできた意識は姿勢に反映させることで、アナタをまた上達に導いていくはずですよ!
衣装を着たらもうアナタはエンターテイナーだ!
だからこそ本腰を入れて、胸を張り、常に前向きの姿勢で演舞に取り組んでいこう!