
振りが遅れちゃう・・。って仲間からのお悩み相談!
2017/05/22
元所属チームの仲間から「いっつもカウントがズレるんです・・遅れちゃう。」というお悩みが届きましたので、今回は初めてのお悩み相談記事を書いてみようと思います!
文字にするとじっくり読んでもらえるかもしれないし、かと言ってメールやLINEで1000文字単位の長文とかウザいにもほどがあるし、同じようなお悩みをお持ちの方もいるかもしれないので一石三鳥!?
かといって僕がチームを離れてからもうそろそろ1年も経っちゃうわけで、踊りもあんまり見てあげられてないから、そのものズバリ!とは答えられません・・。
だから考えられる可能性を多数あげてみるよ!
精神面
彼女は小学校からよさこいをやってきて、練習も本番も十分に経験してきてるんですよ。
だから踊り慣れてないわけでも、初心者なわけでもない。
それでもカウントについていけないって悩んでるのはなんで?って考えていくとさ、彼女のがんばりに頭が下がるというか・・あの子らしいなぁっていうか(笑
常に上達を願っているからこそ悩みは尽きない
彼女の場合は常に上達を願っていて、頭の中にちゃんとしたビジョンがあると思うんですよ。
だからこそ自分の踊りに満足することなく、私はまだ踊れてないんだ・・っていう悩みが出てくるんだよね。
目標に到達した頃には更なる課題がもう自分の中にあって、それはいつまでも尽きることはない。
上達したい気持ちにもいろいろあると思うけれども、あの子は自分を高めることより、見てる人に満足してもらいたくてあーでもないこーでもないって悩んでるんだろうなぁ。
きっと1振り・1カウントに詰め込みたいことがすっごく多いんだろうね。
でもそれは決して悪いことではなくて、むしろ上達したいならそれくらいの高望みをしていた方が全然いいと思う!
尽きない悩みと上手に付き合い、考えながらこれからもがんばってほしいなぁ。
技術面
直接踊りを見てあげることはできないけれども、がんばるあの子へのせめてもの応援として、いくつかポイントを挙げてみます!
ヒントになればうれしいな!
安定した姿勢を心がける
振りを出すとき、または戻すときに体勢が安定しているか確かめてみよう。
次の振りを出すときにも安定した姿勢が取れていなければいけないし、そもそもバランスを崩してしまうとそっちを立て直すのがなによりも優先になるので、そこでタイムロスが生まれます。
反発する力を利用する
それから、「キレのある踊りを目指す」でも少し触れたんだけれども、力は一方的に出されることはなく、必ず釣り合うだけの反発する力が生まれます。
これを上手に利用してやると、体力を温存しながらより大きく振りをだせるんですよ。
例えば身体をひねる踊りや拳を前に突き出す振りがあった場合は、逆の肩や肘を後に引っ張ってやるとかね。
うまくできると、全然力を入れてないのにぎゅいん!っていくよ(笑
かかとに体重を乗せすぎない
かかとに体重をかけていいときって、状態を安定させていたいときなんですよね。
上半身の振りがメインになっている場面とか。
でも連続した足裁きやステップが入るときにかかとに体重を乗せ過ぎると、素早く次の動きに移れません。
足を動かすとき、かかとを上げる動作が1の動きで、つま先で地面を蹴り上げるのが2の動きなのね。
わかりやすく言うとさ、縄跳びするときってつま先だけでピョンピョン跳ねるでしょ?
一回一回かかとを地面につけてたら、次の縄が回ってくるのに間に合わないって想像できるよね。
だから連続して足を使う際には、つま先を上手に使ってあげるとスムーズにいきやすいです。
全部の振りに100%の力を使わなくていい
いやー僕もさ、よさこい始めたてでキレがすごいですね!ってお世辞言われたときにはさ、フルタイム全力男を目指したよ。
1振り1振りを全力で、全速力で繰り出してたの。
ところがどっこい。
力を抜いたほうが良く見える振り付けってたくさんあるんですよね。
余計な力を使わないから体力の温存にもなるし。
しかも同じ人がビシっときめたり、ふわっと舞ったりして違うテイストの踊り方をするとすごく魅了されるのね!!
あんなこともできるのか!天才なのか!?って(笑
曲の雰囲気や流れに合わせて力が抜けるときはしっかり抜いて、ここぞの1振りに備えて体力を残しておこう。
終わりに
と、ここまで思い浮かぶことを綴って約1700文字。
うん、こんなのメールやらLINEで届いたら迷惑だ(笑
僕が書いたことがそのまま役に立たなくても、少しでも何か気付きが得られたらいいなぁ。
んで気付いたことがあったら・・いや、無くてももっともっとチャレンジしてほしい。
だって練習って、昨日よりも今日のほうが上手になりたいからするものでしょ?
今日もいつも通り踊れた・・ということは、昨日から何の進歩もなかったということなんだよ。
だから失敗してもいい、どんどん新しいことにチャレンジしよう!
チャレンジは成功の種。
植物に例えれば分かるように、種をまいておかなければそこから何も生えてはこないし、収穫なんか出来るはずもない。
収穫・・成長がほしければ、その前にしっかりチャレンジして種をまいておかなきゃね。
いつまでも悩みやチャレンジは尽きないだろうけれども、色んな経験を積み重ねて、頼れる踊り子になって見せてね!