
キレのある踊りを目指す!!
2017/05/15
キレのある踊りは見ていて気分の良いもの。
元気にスパスパっと踊る人がいたら注目しちゃうよね。
何を隠そう僕も、その昔は「キレがすごいね!」などと言われてたけど
お世辞を言うところが見当たらなかたんだろうね。
あんなに元気に踊るには・・
どうしたらキレよく踊れるんだろう?
そもそもキレってなんだ?
まずキレってなんなのか。
目指すのは良いけれど、そもそもの目標がぼんやりしていたら
練習するにも何を練習して良いのかが決まりません。
オッケーgoogle
「キレってなぁに?」
まずビールがヒットします。
コクとキレ。
参考までに見てみると、キレのあるビールとは
そういうビールらしい。
うん、僕もビールはキレ派です。
同じ「キレ」という言葉なだけあって、やっぱ近いものあるのね。
そう。
言い換えるなら、鋭い踊りのこと。
さらに追求するなら、
ストップ&ゴーがよりはっきりした踊りのことが
キレのある踊りって事だよね。
素早く振りの動きに入り、ピタッと止める。
止まったかと思いきや、また素早く振りに入る。
キレの正体見つけたり!
・・そんじゃ、どうやって練習していこうか?
どうやって練習すればいい?
まず、素早く振りを出すことが必要になってくるよね。
瞬発力っていうのかな。
一気に最高速度で身体を動かせるよう意識しよう。
そして、最高速度で動かした身体を
減速を見せずに瞬時に止める!
止める際にはブレを見せないようにビタっと止めきる!!
また、キレよく踊るには体力が必要です。
だって、全力で出した腕をそれ以上の力で静止させ
息つく間もなくまた全力で脚を動かしそれ以上の力で静止させ・・・
全力から全力のリピート。
フルタイム全力踊り子。
割とね、全力で振りを出すのは誰でもできるんだよね。
でも、止めるのがなんとも難しいし疲れます。
全力を出し続ける体力をつけ、
ひたすら次のポーズに移るまでの「間」を見せない。
そう、イメージするのは
「コマ送り」
キレに必要な脚の力
イメージをはっきりさせて練習を重ねていけば、
がむしゃらに踊り続けていくよりもはるかに成長が早くなります。
詳しくはコチラをどうぞ↓
限りある練習時間を誰よりも有効的に使う
だけどどうしてもイメージ通りにいかないときは
自分の脚の筋力を気にしてみよう。
「ここまできて結局筋トレかよ!」
なんて言わずにちょっと読んでいってよ・・。
キレはだいたい、上半身の動きで見せるもの。
なのに強化すべきは「脚」なんです。
物理の勉強のような話になるんだけど
難しい説明は後にして、まず自分で体感してみよう。
回るイスの上に立ち、右腕を胸から右へ真横に繰り出してみましょう。
さん、はい。
どう?
イスは回転して、最初の位置よりも左を向いてない?
それに素早く腕を出そうとするほど、回転角度は大きくなるよね。
そう、これが力の流れ。
力は一方的に出されることはなく、必ず真逆に釣り合う力が必要になります。
今はイスの上だから、
力はイスに伝わり回転力に変換されて逃げていきました。
素早く出そうとすればかかる力も増えるため
回転角度が大きくなりました。
つまり、普段から踊っているとき
上半身の力を釣り合わせているのは「脚」!!
地面は回転せずに全ての力を受け止めてくれるから
自分の上半身が全力を出せるんだ。
そして、釣り合わせるための脚の力が弱いと
せっかく持っている上半身の力を
フルに発揮することが出来なくなってしまうのだ!
まとめ
一口にキレっていっても
考えることがたくさんあってびっくりした?
でも自分で自分の課題を見つけて解決していくとなれば
もっともっと知識があってもいいくらいだよ!
さて、ここでキレのある踊りをするために必要なことをまとめると
- キレの正体を知る
- 体力をつける
- コマ送りをイメージする
- 脚の力をつける
全部を同時進行させる必要はないから
できるところから初めていこうね♪
おわりに
記事の冒頭でチラッと自慢しましたが(笑)
僕はキレのある踊りができていて、
褒められるたびに「そこを伸ばしていけば良いんだ!!」
と突き進んでいました。
が。
あるとき、つまづくことになるのです・・・。
それは。
曲調がスローテンポになると、自分の持ち味が出せない・・・
ビールの説明にもあってびっくりしたんだけど
キレばかりに頼っていると
踊りに柔軟性や、余韻が残せなくなってくるのです。
アナタはキレだけに頼らず、
演舞に必要とされているものをしっかりと見極めて
構成に合った踊りをしていこうね!