
よさこいを始めるための一歩が踏み出せないアナタへ
2017/06/03
いつだって新しいことを始めるのはドキドキだよね。
始めてみたいけれど同じくらい不安な気持ちもあって、なかなか一歩を踏み出せない方もたくさんいると思います。
前にもよさこいを始めたい人に向けての記事をあげました。
⇒これからよさこいを始めようと思っている人へのメッセージ!
全国の皆さんからいただいた経験談を紹介した記事なんですが、今回は僕からアナタへのメッセージです。
僕も心配性で一歩が重いほうだからね・・。
わかる!わかるぞ!ワシにはオヌシが何を不安に思っているかが手に取るようにわかる!!
運動能力面
- 踊ることに興味はあれど、本当に自分が踊れるようになるのか・・。
- 文化部の私にもちゃんとできるかな・・。
たくさんの人が最初に抱える不安なんじゃないでしょうか。
ちゃんと練習にはついていけるのかな、踊れなかったら迷惑かかるかなって。
でもきっと自分が見てあこがれた踊り子さん達も、同じ不安を持ちながらチームに入会したんじゃないかなぁ。
完成品を見れば、そりゃ難しく見える
踊りをまるまる一曲通して見てしまうと、すっごく難しく見えると思います。
でもね、アナタが見たのは何ヶ月も練習を重ねてきた結果だよ?
現役の踊り子だって新しい曲を始めるときには失敗もいっぱいするし、あーでもないこーでもないって悩みながら納得いく形を探していってるんです。
今見ている踊りを明日踊れるようになれ!って言われるわけではないし、最初から完璧に踊れ!なんてももちろん言われないハズ。
それに、チームそれぞれになるんだけれども、よさこいの曲って3分半~5分くらいで終わるのね。
短い例として4月に入会、6月にはYOSAKOIソーラン出場って考えても・・
- まず1ヶ月かけて5分を覚える
- 1回の練習で考えると、1日で16カウント(5~10秒くらいかな)を覚えていく
- 1曲が繋がるようになったら、残りの1ヶ月かけて技術を磨いていく
って考えれば、漠然と1曲を覚えるって思うよりは難しくないんじゃない?
その10秒の積み重ねが1曲を繋げていくんだし、練習しながら体力もついてはくるはずですよ!
案外、文化部出身の人って多い気がする。
僕の周りに限った話だったら申し訳ないんだけれども・・。
所属したチームや仲良くなったチームさんのメンバーの話とかをすると
「生徒会でした!」
「美術部でした!」
「吹奏楽部でした!」
って運動部じゃなかった人もたくさんいて、でも踊りでは前列をしっかり務めてる人も多いんですよね。
そりゃ運動経験があるのってのは必ず役に立つよ!
最初から身体の使い方が分かってるから、ものすごくとっつきが良い!
けれども運動経験がない人にも、真っ白の状態から踊りを詰め込んでいけるっていう利点もあったりします。
スポーツ特有の姿勢とかが身についちゃってると、踊り用に強制するのに結構苦戦したりするんですよねー。
例えばバスケット経験者に「腰を落としてみよう」って言うと、大体みんな自然にディフェンス状態になるよ(笑
対人面
一人っ子で学生時代はいじめられっ子だったエリートぼっちの僕は、よさこいチームに11月に入会してから翌年4月まで友達できなかったぜフフン。
話しかけるのも苦手、話しかけられたら「えっ・・あっ・・」。
特に異性から話しかけられるのは本当に緊張しました(笑
でも今はたくさんの仲間に囲まれてすっごく楽しいよ!
男女のチームメンバーと飲み会開いたり、鍋パーティしたり。
学生も集めて食べ放題でわいわい食事したり、花火したり!
僕みたいに長いぼっち生活もあるかもしれないけれども、色んな歳や職業・学科の友達ができるのは本当に財産だなって今は思います。
すでに趣味は共通している
知らない人に話しかけるのは怖いけれども、すでに「よさこい」「踊り」って趣味は共通してるわけですよ。
同期には、難しくない?とか、そこどうやるの?とか、最初の一声にはパターンがたくさんあるはず。
僕には言えなかったけど
先輩にも、ここがわからないんですよ・・とか、ここ教えてください!とか、話しかけるキッカケは見つかるよね!
僕には言えなかったけど
キッズと仲良くなる
キッズメンバーがいるチームに限るけど、いつもニコニコしているとキッズが話しかけてくれるかも!
その子がきっかけで親御さんと話すキッカケがつかめたり、親御さんと仲良くなったら他のメンバーとも話すキッカケになったり!
さすがの僕もキッズとお話しするのは緊張しなかったのですっごく仲良くなれました!
鬼ごっこしたり、膝の上に座られたりね。
もちろん4月以降の話だけれども。
またお子さんを社会人チームに入会させるとなれば、お兄さんお姉さんがたくさんいるので、きっと話しかけてもらえますよ!
仲良くなるとめっちゃ深い付き合いになる
人前で踊るって、みんな最初は恥ずかしいことだったはずなんだよね。
間違えたり失敗なんかしたらもっと恥ずかしい。
でもそんな恥ずかしいことも笑い合えるようになって、どんどんお互いの壁がなくなっていくんだよね。
一緒に演舞の成功を喜んで、コンテストの落選を悔やんで、泣くも笑うも全て一緒!
だからこそ本音を言い合える関係になれたり、全てを相談できる仲になれたりの信頼できる仲間になれるんじゃないかな。
僕がもしよさこいをやってなかったら・・って思うと、今一緒に遊んでいる仲間とも出会えなかったわけで・・うん、恐ろしい。
きっとネトゲとかにガチハマりして重課金していたに違いない。
どうしても話しかけられない人の最終手段
僕のようにどうしても話しかけられない人は、もういっそ練習にめちゃくちゃ熱心に取り組みましょう。
余計なことは考えず、休憩時間も踊りに費やして練習を重ねる。
小さな練習時間の積み重ねが同期との実力の差を生み出し、気づけば同期でも一目置かれる存在に!?
僕は完全にこのパターン。
5ヶ月黙々と練習を重ねていたら勝手に成長していたみたいで、班のリーダーみたいなのに抜擢してもらいました。
年上の方から子供達までたくさんの人に頼られるようになって、僕も話すことに緊張しなくなっていって・・気づいたらメンバー誘って週1飲みに行ってたかな(笑
一生懸命な姿を見ているメンバーや先輩が声をかけてくれるかもしれないしね。
努力って影でするのが美徳っぽいイメージがあるけれども、実らなければ何もなかったことになってしまいます。
結果はもちろん大事だけれども、見える努力をしてプロセスを評価してもらったっていいじゃない。
アイツは本気なんだって思ってもらえたら、ぞんざいな扱いはされないはず!
嫉妬はされるかもしれないけどね(笑
まずは一歩踏み出してみよう!
当たり前のことだけれども、全国のチームが同じ対応をしてくれるわけではありません。
どうしても相性が合わない場合だって考えられるでしょう。
でもまずは一度練習場所に足を運んで、どんな雰囲気でどんな練習をしているかは自分の目で確かめよう!
見学や体験がしたいと言えば迎え入れてくれるハズですので、チームのホームページ等に記載してある連絡先や掲示板にご挨拶しましょう。
突然行っても喜んでもらえるとは思うけれども、その日やる予定だった練習メニューを急遽切り替えてご対応とかされたら、こっちも気を使っちゃうからね。
この記事にたどり着いてくれたアナタと僕が会えることなんて、多分ない。
けれども、たとえ会えなくても、よさこい楽しい!って思ってくれる仲間が増えてくれれば僕は嬉しいです!
どこかのチームに入会したら、その日から僕たちは仲間であり、ライバルだね!
よさこいむしゃらは、アナタのことをお待ちしております!
これからもどうぞよろしくね!