
演舞は待機中から始まっている!?
2017/04/14
イベントシーズン真っ盛り!
週末はイベントで予定が埋まり
学生たちは夏休みに入り、平日でも各地で演舞が繰り広げられます。
いいなぁ。
僕も学生の頃からよさこいを始めて
踊りに浸る夏休みとか過ごしてみたかったなぁ。
練習に練習を重ね、臨む本番。
衣装に袖を通し、気合い十分で入場する祭り会場。
自分の出演が迫り、入場する待機所。
さて、ここからあなたは何をしてる?
待機からが演舞の始まり
沿道にいるときとは違い、待機所で控えているときから
すでにお客さんや他チームの方々からの注目は始まっているんだよね。
このとき、前のチームがまだ演舞中なのに
お構いなしな態度を取ってしまうと、方々に悪印象を与えかねません。
演舞直前の集中やストレッチをしたい気持ちはよくよくわかるけれども、
出演者として他のチームに快適に踊ってもらえるよう、
そして、より会場が盛り上がるように手拍子を送ってあげよう。
また、他のチームの演舞は
自分たちと違った感性を持った人が作ったものだから
新しい発見が数多く見つけられます。
チームの印象だけではなく
自分の成長のためにも、前のチームの演舞には注目しよう。
円陣を組むなら一言でキメる
演舞前の円陣は気合いが入るし
チームの連帯感を強めるためにも効果的な行為だよね。
大切な演舞の前ほどやっておきたいし、
お客さんも、円陣で気合いの入った声を聞けるのは心地いいもの。
だけど・・その円陣、長すぎはしない?
イベントでは1チームごとに割り当てられている演舞時間があるよね。
大体のお祭りは1チーム6~7分ってところかな。
どのチームも演舞曲の時間はそんなに長くはないのに
スケジュールが押されていくことが少なくはありません。
その原因は、カウントダウンが始まるのが整列や曲の入りからではなく
入場時から始まっているから。
ってか太字で強調までしたけれども
ここまでは結構常識だったよね(笑)
でも逆に、ここまで知られつつも意外と軽視されがちなのが
円陣にかかる時間です。
円陣を含めた演舞時間ってちゃんとカウントしたことある?
本気になればなるほど伝えたい想いや共有したい気持ちは多くなるけれども
祭りの運営にも配慮してできるだけ短く、一言に凝縮しよう。
意外と教えてくれない「礼」の仕方
いよいよ会場に入り、MCが挨拶をします。
そして号令と共に礼をして、さぁ演舞の始まり!!
ここからが練習の見せ所!!・・・なんだけれどもその前に。
「礼」ってなんとなくやってない?
礼は演舞を見てもらえる感謝の気持ちを込めて行うものなので
曖昧にせず、キレイに揃えよう。
ちゃんとした礼を覚えておくと、社会にでたときにも役に立つこと間違いなしだよ!
まず、例に入る前の「気をつけ」を作ります。
- 普通に直立をしたら、耳にくっつくぐらい肩をぐーっと上げる
- 肩をあげたまま今度はできるだけ背中側に持ってくる
- 後ろにある肩を、そのまま真下に下ろす
- 軽く顎を引き、お尻はキュッと閉める
※このとき、反り腰にならないように注意 - 次に手をお椀形にし、腿の横の中心に軽く添える
- 足はかかとをくっつけ、つま先を軽く開く
これで気をつけの出来上がり。
この状態で腰から上半身を45度程度に傾けよう。
あまり深すぎる礼は、謝罪の形に見えてしまうので注意!
この時、背中を丸めたり、これ以上顎を引いたりすることのないように気をつけ、
腿に添えた手はそのまま腿に沿って下にスライドさせましょう。
あまり長々と頭を下げず、3カウント目で気をつけに戻るくらいが
ちょうどいいところだと思います。
統一された礼は演舞に入る前から一体感を与え、
さらには礼儀正しい印象も持ってもらえるので
イベント前にちゃんと練習しておくことをオススメするよ!
まとめ
踊ること以外にも大切なことってたくさんたくさんあって
それをキチンと守り、行動していくことで
周りから支持され、応援されるチームとなっていくんだよ。
小さな行動の積み重ねで、自分たちの印象が大きく変わってきます。
あと、覚えておいてほしいんだけれども
よさこいは街中で交通規制をかけたり、大音量の音楽を流すお祭りであって
それを迷惑と思う人、不快に思う人だって必ず存在します。
だからこそしっかりと礼儀をわきまえ、
周りの方々、町の方々への配慮を欠かさず
極力たくさんの人が笑顔で終れるよう努めていこうね!